2007年11月29日

もくじ

本物の愛を探すため僕等は旅立った。
ついでに、どうせやるなら誰もやったことのない旅をしよう。

混沌と落胆渦巻く二人の男のノンフィクション奇行文。




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【出発編】
全てのキッカケ〜最初くらいカッコつけさせて〜
旅のルールCH6全国無謀ツアー その全貌
序章全国ハシゴツアー 出発の朝

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【九州地方編】
第01話そして僕らは鹿児島へ
第02話さよなら鹿児島
第03話ありがとう熊本
第04話大分には美人がいっぱい
第05話宮崎で遭難寸前
第06話フェイフォン絶体絶命
第07話長崎でごめんなさい
第08話ギリギリ佐賀で
第09話消えた博多美人

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【中国地方編】
第10話山口の怪しい一部屋(前編)
第11話山口の怪しい一部屋(後編)
第12話島根で贅沢ばかり
第13話鳥取に現れたサムライ(前編)
第14話鳥取に現れたサムライ(後編)
第15話岡山で再会した人は
第16話広島で僕らはともに歌唄う

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【四国地方編】
第17話久々愛媛(前編)
第18話久々愛媛(後編)
第19話高知で恥ずかしいんだもん
第20話香川で再挑戦
第21話のんびりのびのび徳島

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【近畿地方編】
第22話大阪ハードコアスタイル
第23話兵庫で僕を抱き締めて
第24話京都で己を知る
第25話滋賀ブルー
第26話なら、奈良なら。
第27話和歌山で梅が食べたくて
第28話サボり魔と共にここまで

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【東海北陸編】
第29話三重のロッキンガール
第30話愛知で再会、再会。
第31話岐阜で山越え
第32話福井で無理矢理
第33話石川で恥の置き捨て
第34話吉野家大将
第35話富山と山と
第36話それは名古屋の事件
第37話モーモー静岡

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【関東信越編】
第38話ワインで山梨でマッゴリで
第39話ちょいタンマ
第40話別に喧嘩とかではないです
第41話声が聞きたくて
第42話東京グランジ / 前編
第43話東京グランジ / 後編
第44話グレート千葉
第45話奇跡の神奈川
第46話4月6日時点状況
第47話東京モッシュピット
第48話がんばれ埼玉
第49話新潟でダイブでいくぞ
第50話うちに泊まれば?
第51話ブルジョワ長野
第52話群馬で寒くてガタガタ。っていうか常にガタガタ

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【東北地方編】
第53話福島でハートを掴まれて
第54話仙台で…って、え?あ、あ、やっぱダメ??
第55話ナンパと胸キュン、最後はホテルへ
第56話宮城で見つけたランドセル自転車
第57話謝罪文
第58話山形ジャンキーまがい/前編
第59話山形ジャンキーまがい/後編
第60話危険な旅路(第二の仙台編を乞うご期待)

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【再び関東編】
第61話危険な旅路(ステキなサプリメント/前編)
第62話危険な旅路(ステキなサプリメント/後編)
第63話茨城食物連鎖/前編
第64話茨城食物連鎖/後編
第65話そして栃木へ/前編
第66話そして栃木へ/後編

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【ここからまた東北編】
第67話男の約束
第68話仙台ラヴァーズ/前編
第69話仙台ラヴァーズ/後編
第70話アンカーはいない
第71話ブリブリアキューズ
第72話鬼の手形は、岩手の満腹地獄
第73話結局、秋田美人に会えなかったこの残念さ
第74話青森弁がわからない
第75話危険な旅路(まさかのチキンレース編)
第76話いたこの口寄せいらず

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【北海道編】
第77話いざ、北の地へ。
第78話札幌-"逆"兵糧攻めの巻-

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【また来た関東編】
第79話穏やかな日々の電車一人旅

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【帰ってきた沖縄編】
第80話旅は終わる、だけど話は終わらない
第81話旅で汚れた身を清めよう
第82話一ヶ月くらい待ってやる
第83話なんなら裏話だって話すさ/前編
最終話なんなら裏話だって話すさ/後編

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あとがき〜本物の愛を探せ〜










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できれば、上のもくじを始まりからストーリーを追って読んでもらえた方が確実に良いはずだけど、とりあえずお題ごとのストーリーもわかりやすく一覧にしておきます。

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01.ヒッチハイクする
02.知らない人の家に泊めてもらう
03.お寺に泊まる
04.商品を値切る
05.早食いにチャレンジ
06.一人でプリクラを撮る
07.食事をご馳走になる
08.食事をご馳走する
09.珍味を食べる
11.たき火する
12.川に飛び込む
13.海で泳ぐ 後編
14.滝に打たれる
15.「おつりはいりません」という
16.心霊スポットへ行く
17.占いをしてもらう
18.ボランティア活動に参加する
20.殴られる
21.困ってる人を助ける
22.悪事を働く
23.揉め事に頭を突っ込む
24.なにかの集会に参加
25.物乞いをする
26.裁判を傍聴する
27.服を貰う 後編
28.自分の身につけている物を売る
29.立入禁止区域に侵入 後編
30.わんこそばに挑戦
31.食い逃げする
32.山でサバイバル生活 後編
33.不眠不休で24時間過ごす
34.一日なにも口にしない
35.十人以上に「ありがとう」と言ってもらう
36.友達の友達と知り合う
37.ライブハウスで暴れる
39.農作業をする&49.財布のお金を全額ギャンブルに使う
41.温泉に入る
42.野糞する
43.電車とバスと船に乗る
44.怪しい誘いに乗る&40.知らない人たちのカラオケルームに突撃
46.パーティに参加する 後編
47.知らない人からサインをもらう
48.有名人のふりしてサインを書く
50.財布のお金を全額募金する
51.十人以上とハグする
53.牛の乳搾りをする
54.馬に乗る&56.バンジージャンプする&19.道行く人の願いを叶える
55.ロッククライミングに挑戦
57.パラグライダーに乗る
10.一日だけ働かせてもらう&58.一日ホスト体験&52.キスしてもらう
59.ナンパに挑戦
60.ラブホテルで一泊
 続き 真相
61.夜のお店に潜入
62.高級レストランに入る
63.旅の仲間を増やす
64.知らない人の結婚を祝福
65.警官に追いかけられる 前編 後編
66.大好きだったあの子に会いに行く
67.有名人と一緒に写真を撮る
68.新聞に載る
69.テレビに映る
38.路上ライブする
45.何かの大会に出場する
 後編



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posted by ■■■you?■■■ at 15:52| Comment(9) | 紀行(奇行)文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〜本物の愛を探せ〜

「最近の世の中は物騒。」








そんなことを言い出した奴は、一体、どこの誰なんだ?






実際に犯罪が増えてるのか、警察の検挙率が上がってるのか、マスコミの報道数が増えてるのか…
そんなことは僕にはわかんないけど、でも物騒な事件なんて現代に限らず、大昔からずっとあるんだ。




直接、日本中を見て回った僕等はハッキリと言い切れる。





















「日本はまだ捨てたもんじゃない。」
















全身真っ黒い格好して、汚い顔して、でかい荷物背負った怪しい二人組を快く車に乗せてくれた人たちを僕等は見てきた。

数えてみりゃ、たった一ヵ月半の間にその数は100組以上に上ってる。
これはヒッチハイクで乗せてくれた人たちだけの数で、
実際、お世話になった人はそれ以上だ。




それを見てきた僕等に「最近の世の中は物騒」だなんて言えるだろうか?



たまたま


たまたま、
僕等がいい人ばかりに出会っただけかもしれない。





それでも、その数は圧倒的だろう。





メディアが垂れ流す胸糞悪いニュースなんて所詮視聴率稼ぎでさ、そればかりを鵜呑みにしてるから周りは危ない人間ばかりに思えてしまう。
いつの時代だって、いい人もわるい人もいるんだ。






僕はふざけて、本物の愛を探す旅だなんて言っときながら、くしくも結局童貞のまま帰ってきたわけだけど、というか、そもそも当初から本物の愛を探すなんて目的を見失い…というか完全に忘れてて、必死でお題クリアーに専念ばかりしてたのだけどさ。

でもこの旅でね、愛とか友情とか優しさとか、そういうのとはちょっと違った、もっとこう目に見えないものがあるような気がして、今回それに気付いて触れることができたような気がする。
僕等はあまりに多くの人に支えられてここまで生きてきた…




本当に心から全ての人に感謝したい。



























































てなわけで、このブログはここまで。






















つづかない
posted by ■■■you?■■■ at 09:31| Comment(9) | 紀行(奇行)文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

なんなら裏話だって話すさ/後編

小枝
「ほらほら!ここに有名人いますやん!!写真!写真!」


パシャ



小枝
「早速、『テレビに映る』と『有名人と写真を撮る』クリアーですやん。次は路上ライブいきましょか」



前日、急遽集めたメンバーで路上に楽器をセッティングして演奏開始。


探偵ナイトスクープのテーマ曲「ハートスランプ ふたりぼっち」を歌うことに…。
このとき、ドラムとギターと会ったのは二度目。
練習はたった一回のみ。
しかも、このときマイクが壊れてて使えないもんだから、家から持ってきていた拡声器で歌う。

もちろんそりゃ演奏も、歌もバラバラ。
自分でもどこを歌ってるのかさっぱりわからん。

とにかく酷い。
とにかく見苦しい。
しかし、こういうときに使える非常に便利な言葉がある。


















これがパンクだ、このヤロー!!















とにかく、『路上ライブをする』がクリアーだし、この程度で恥なんてかいてられない。



続いて、『なにかの大会に参加する』のお題。

このとき、番組スタッフは焦っていた。
この日の昼に沖縄に到着、撮影した後すぐ夕方の便でまた大阪に帰らないといけなかったからだ。
だがしかし、この日、県内のどこを探しても一切の大会は開かれていなかった。
んでも、とりあえず公園にでもいけばなにかしらあるだろうと、近所の公園へいくと、老人クラブかなんかが見事にグランドゴルフをしていた。



グランドゴルフの大会をしてるのか聞く、小枝。
大会なんてしてないと言う、おじば。

大会ですよねと聞く、小枝。
大会ではなく、いつもここでやってるだけと、言うおじば。

毎日が大会じゃないのかと聞く、小枝。
そう言われたら大会なのかもと言う、おじば。

無理やり押し切った…



そして、その大会に僕も混ぜてもらい、やはり時間がないので、いきなり決勝戦。
たとえ、老いぼれなれど、されど、熟練された経験者に僕は撃沈。
大会終了。



それでも、スタッフは焦ってる。
最後のお題、『新聞に載る』のクリアーをどうするか?


そうだ、新聞の番組欄に名前を載せてもらおう。
というわけで、小枝さんが番組プロデューサーに電話をかけて、探偵ナイトスクープのタイトルの下に、僕の苗字「玉那覇」という名前を載せて下さいとお願いして、OKをもらう。



最後の撮影を終え、スタッフは帰っていった。













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グラフィック0630.jpg







▼▼▼▼▼▼


【沖縄県最後のお題】
(テレビに映る)クリアー
(有名人と写真を撮る)クリアー
(路上ライブする)クリアー
(何かの大会に出場する)クリアー
(新聞に載る)クリアー


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なんの因縁だろうか
この日は丁度、6月9日。
69(ロック)の日だった。
出来過ぎた話に笑うしか無い




69のお題はこれで全てクリアー。





これで本当に、僕の旅の話は終わりだ。












【完】
posted by ■■■you?■■■ at 15:49| Comment(0) | 帰ってきた沖縄編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なんなら裏話だって話すさ/前編

友達の何気ない言葉で、全てのお題をいっぺんにクリアーする方法を僕は思いついた。







「お前等が旅してるとき、今どこでなにしてるか見てきて欲しいってナイトスクープに依頼しようと思ったぜ」





そ…!それだ!!!












このテレビ番組をご存知だろうか?


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『探偵ナイトスクープ』

「複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、様々な謎や疑問を徹底的に究明する〜」
という番組の冒頭から始まり、視聴者の些細な疑問や依頼を、探偵(芸人)が解決するという関西を中心に全国で放送している深夜番組。
関西ではゴールデンタイムの番組を差し置いて視聴率1位になるほどの人気を誇っている。
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僕は早速、ここの番組ホームページに依頼を投稿することを決めた。


しかし、この番組の依頼採用率は100倍もあるらしい。



つまり、番組側に興味を持ってもらうには、依頼文が重要になると僕は考えた。


「僕はヒッチハイクで全国を旅して回ったのですが、その際に自分で69のお題を作ってそれを全部クリアーしないと家に帰れないと決めてしまって、それがまだクリアーできていません。どうか僕のお題クリアーを手伝ってもらえないでしょうか?」




こんな親切な依頼文じゃダメだ。
僕は考えた。



何気にこの番組は「沖縄」というフレーズに弱い。
実際に、沖縄での撮影が多く、無意味やたらに沖縄に行くことがある。
そこを利用し、さらに相手の好奇心をくすぐる内容。

大事な部分を隠すことが大事だ。






決めた…

これしかない。





「すみません。突然ですが、僕を助けてください。僕はヒッチハイクで全国を旅して周り故郷の沖縄へ帰ってきました。しかし、とある理由で自分の部屋に入れません。部屋は目の前にあります。しかし、入れないのです。どうか僕が部屋に入れる手伝いをしてもらえないでしょうか?」





僕の目論見は、成功。


翌日、番組スタッフから電話がかかってきた。



スタッフ
「すみません、あの依頼文だけじゃよくわからないのですが、一体なんで家に入れないのですか?」


そして、僕は状況を説明。

スタッフが後日、下見にやってきた。





スタッフ
「面白いですね。こちらに特に問題が起きなければ8割方、撮影決定です。」



やった…
これで、僕もやっと自分の部屋のベッドで寝られる…。


しかし、問題は起きた。



撮影予定日の一週間前に電話がかかってくる。


スタッフ
「すみません、まことに情けない話なのですが…」



「え?まさか…」


スタッフ
「観光シーズンで、飛行機のチケットがとれませんでした。」



「は…はぁ。。中止ではないですよね」


スタッフ
「そうですね。探偵とのスケジュール調整した後、予定の空いてる人となるべく早めに行きたいのですが、もしかしたら一ヵ月後になるかもしれません。大丈夫ですか?」



「ま…待ちます。」



そして、僕はその一ヶ月じいちゃんばあちゃんの家で寝ることとなった。


その期間、やはり、じいちゃんとばあちゃんは、何で僕が自分の部屋に帰らないのかずっと不思議に思っていたが、僕は何も理由を話さなかった。


いちいち説明するのが面倒ということもあったが、スタッフの人とも
「このお題のせいで、部屋に帰れなかった。というのは当日までは隠していた方が面白くなりそうですね。」
そう話していた。








撮影まで残り一週間。


またスタッフから電話がかかってくる。


スタッフ
「すみません。今回、僕担当はずれることになりました。」



「え?」


スタッフ
「来週から海外行ってこなきゃいけないんです。なので、当日の担当は他の者が代わりに参りますので、依頼内容を伝えときますね。」







撮影当日。

番組スタッフと、探偵役にはお笑いタレント(落語家)桂小枝がやってきた。
撮影が始まるが、当初の予定と違うこと僕は気付く。
確か、僕一人から依頼内容の説明をした後、じいちゃんばあちゃんから話を聞き、そして弟から話を聞くはずだったのだが、いきなり僕、じいちゃんばあちゃん同席。
そして、しょっぱなから言ってしまう。






小枝
「お孫さん、69個のお題なんて作って、部屋に入れないじゃないですかー」










ぇええ?!!!!







それ最後に打ち明ける予定だったんじゃ!!



















正直、僕はビビった。

自分の今まで一ヶ月以上も隠してきたことをあっさり説明してしまうし、
なぜかじいちゃんばあちゃんも、今まで知ってましたというかのように話を合わせてるし…


これだけでも、番組的には面白さがすごい半減するんじゃと、もったいなく感じたが、どうやら、最初の担当から新しい担当へちゃんと仕事が引き継がれていなかったんだろう。

それに、スタッフもタレントも話が行き届いてなかったようで、みんな、じいちゃんばあちゃんは、僕が部屋に入れない理由を知ってるもんだと思ってたらしい。








この一ヶ月、ひたすら部屋に帰らない理由を誤魔化し続けた僕の苦労は一体…















まぁ、いいさ。
お題が全部クリアーできるなら。










つづく
posted by ■■■you?■■■ at 12:30| Comment(1) | 帰ってきた沖縄編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月30日

一ヶ月くらい待ってやる

4月30日

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滝行の翌日。












僕は、父方のばあちゃん宅へと出かけた。




目的は『農作業をする』のクリアー。


ばあちゃんと一緒に僕は畑へ向かい、畑で僕はニンジン堀りを手伝う。

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心地よい労働で、爽やかな汗を流した僕はばあちゃんからちゃっかり5000円ほどおこずかいを貰って、それからしばらくギリギリの生活を送り続けていた。

目の前に自分の部屋があって、そこには帰れないこのもどかしさを抱えながら…
















その一ヵ月後。













金がそろそろ底を尽きそうになったため、次のお題のクリアーを目論む。






「千円しかないし、全額ギャンブルに使おう。」


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というわけで、わかりやすくスロットにぶっこみ撃沈。
ゲームセンター嵐ばりの気迫も無駄に、一瞬で金をなくす。



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【再び沖縄県お題】
(農作業する)クリアー
(財布のお金を全額ギャンブルに使う)クリアー


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残りお題クリアーは目前。


『路上ライブする』
『何かの大会に出場』
『有名人と写真』
『新聞に載る』
『テレビに映る』





なかなか困難なお題。













ただ、僕には、全てを一気にクリアーする秘策があった。

















そのためにこの一ヶ月待ち続けていたんだ。











(ここからラストスパート)
posted by ■■■you?■■■ at 16:28| Comment(2) | 帰ってきた沖縄編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月29日

旅で汚れた身を清めよう

4月29日

残りのお題を確実にひとつずつクリアーしていくため、手始めに僕は友達のミツクニと共に沖縄本島北部に位置する、ヤンバルと呼ばれる地区を目指し車を走らせていた。



目的地は山奥にある川の上流。

車を降りた僕たちは、上流へと向かい歩き始める。


突然、巨大な人食い熊に遭遇することも、大蛇に体を締め付けられ絶体絶命のピンチに陥ることもなければ、特にこれといったトラブルやドラマもなくあっさりと僕等は目的地である、大きな滝つぼにに着いた。




しかし、なんだか、どこかのサークル仲間かなんなのか…
そこには僕等と同年代くらいの男女のグループがキャンプをしていた。



うーん…
どうしようかな

と、少しばかり躊躇するも、ここまで来たからにはやらないわけにはいかない。
誰が見てても、もう別にいいや。




「南無三!!!」




僕はおもむろに服を脱ぎパンツ一枚で滝の中に潜り込んだ。



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強力に降り付ける滝の力に抵抗しながら、僕は合掌し、全ての煩悩を拭い去ろうと無の境地へ視線を向けた。


いくら沖縄と言えど、4月の川の水は冷たかったが、あのときの鳥取砂丘に比べれば全然屁でもない。

ただ、辛いことといえば、随意青春満喫中のサークルグループの人たちから、まるで頭のおかしい人を見るような白い目で見られてることくらいのもんだろう。




しかし、そこは心頭滅却、火もまた涼し!!



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唖然とするギャラリーが見守る中、業を払いのけた僕は滝から脱出した。



その際、滝の力でパンツが脱がされて、あやうく生まれたままの姿で川から現れるところだったが、なんとか水の中でパンツを穿き直し、何事も無かったかのように僕等は帰っていった。


こちとら、名古屋の街の真ん中の噴水で修行をした身さ。
これくらいなんてことはない。



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【沖縄県お題】
(滝に打たれる)クリアー


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posted by ■■■you?■■■ at 11:30| Comment(0) | 帰ってきた沖縄編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

旅は終わる、だけど話は終わらない。

一台の車が僕を迎えにきた。



「タマナハさんですよね?お迎えにきました。」




『ありがとうございます。』




「あと二人、人が来るので少々お待ちください。」




『わかりました。』




そして、後からやってきた二人の女性と僕は、男の運転する車で人里から離れた山道を登っていった。




たどり着いた先で、僕等はトロッコに乗り、さらに山の深くまで行く。




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すると、開けた土地に到着。
僕等はみんな荷物を広げた。



フェイフォンを置いてきた理由は、奴が高所恐怖症のためだ。



もう、そろそろ僕がやってきた先がおわかりだろう。











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【そして埼玉県お題】
(パラグライダーに挑戦)クリアー


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そう、僕は『パラグライダーに挑戦』をクリアーするため、一人でわざわざこんなとこまで来たのだった。





ひとしきりパラグライダー体験を楽しんだあと、東京でブラブラしてたさわわ子とフェイフォンと合流し、まぁ相変わらず浴びるように酒を呑んだ。



その後、ぷみも帰ってきて、呑んで寝て、朝。


僕等は二人を起こさないように静かに、家を出た。





そして、数時間後。


遂に僕等は沖縄へ帰ってきた。


なんだろう、この空港についた瞬間からこのゆるみきった空気の違いは…

もう空港でダラダラしてる人々からして、なんか違う。
そそくさとする東京に比べ、見事なまでにゆるい空間が包み込んでいた。


そっか、帰ってきたんだ。





そんな実感と共に、空港から家までもヒッチハイクしようと話していたのだけど、フェイフォンが「早く家でくつろぎたい」と言ったため、友達のトモが空港まで迎えに来てくれていた。





僕等はまっすぐフェイフォンの家に帰り、フェイフォンばあちゃん手作りの沖縄そばを食べた。



そろそろ、僕も帰ろう。
じいちゃん、ばあちゃんに顔を見せてあげなきゃ。







でも、






■ルール■
『「お題」は全部で69個。それら全てをクリアするまでは家には帰れない』










僕は、祖父母の実家にある"はなれ"で弟と二人で住んでいて、その部屋に入るには庭にある階段を下りないといけない。



残りお題8つ…、それが終わるまでは、この階段に足を踏み入れることだってしちゃいけない。














その日、僕はじいちゃんばあちゃん家のソファで眠りについた…。





ここから、僕は一ヶ月以上に及び、そんな生活を送ることになる。












フェイフォンはきっと我が家でぐっすりと安眠しているのだろう…





つづく
posted by ■■■you?■■■ at 12:48| Comment(0) | 帰ってきた沖縄編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

穏やかな日々の電車一人旅

なぜ僕等が東京へ戻ってきたか?



それには、もちろん理由がある。




『北海道から沖縄までの直行便がなかった』


それだけ。


というわけで、一旦東京に滞在した後に僕等は沖縄まで帰るという予定。


今日から4日、ふたたび友達のさわや子とぷみの二人のお宅にお世話になるのだけど、相変わらず毎日のように呑み潰れた生活をするばかりである。





しかし、4月26日。
みんながスヤスヤと寝息を立てている頃


僕は一人、早朝からひっそりと動き始める。


荷物も持たずに電車に乗って向かった先は、埼玉。


通勤ラッシュとはまるで無縁の田舎町へ向かう車内には、まだ生まれて一年と経ってないであろう幼子を乳母車に乗せて、それを微笑ましく見つめ立っている母親、
これからきっと遠足なのであろう、黄色い帽子をかぶって賑やかにしている大勢の小学生、
暖かな日差しに気持ちよくなりうとうととする老婆なんかがいて、なんとも平和な光景だろうか。

僕が目的地に着くと、きっと遠足で浮かれている小学生はみんな一斉に外へ飛び出す。

実に賑やかだ。

しばらくして僕も電車から降りると、ぞろぞろと歩く小学生に紛れ、さきほどの乳母車の母親がどうやら困ったような様子で、改札口まで上がる階段の前に立っていたのが目についた。



「まかせてください、上まで持って行きますから」

実に自然に、そしてさりげなく、なんとも紳士的な振る舞いで、僕はこのベビーカーを担いで階段を登っていった。

まるで、ヒーローを見るような小学生の眼差しが眩しかった。
僕も視線を少年たちに視線をおくる
「いいかい?きみらも大きくなったらこうやって困った人を助けてあげるんだ」
そういう、メッセージが彼等には伝わっただろうか…。


決して、フェイフォンのように読者に対するイメージアップを図ったわけじゃない。



僕はもっと純粋で素直な気持ちで


















「『困った人を助ける』のお題がクリアーできる!ひゃっほー!!」




と、まんまと自分のために利用してやっただけだ。





▼▼▼▼▼▼


【こんなところで埼玉県お題】
(困った人を助ける)クリアー


▲▲▲▲▲▲






駅から出ると、一台の車が僕を迎えに来た。













そして話は次回へつづく
posted by ■■■you?■■■ at 13:41| Comment(1) | 関東信越編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

札幌-"逆"兵糧攻めの巻-

前日の酒で二日酔いすることもなく、目を覚ました僕等は街へ飛び出した。

さよ姉さんはテルとサクラを保育園へあずけ仕事へ行ったので、それまでに僕等はなにかお題をクリアーしようと考えた。


まずは、家の近くの電車に乗り込み、札幌市街へ。

「腹減った、腹減った」
とうるさいフェイフォンに僕は言った。


「それなら丁度いい!わんこそばで111杯という信じられない記録を信じられない早さで食べたお前ならいける。頼む!あれに挑戦してくれ!!」





↓あれ↓



★★

重量3キロ
『ジャンボカレー』

30分以内に食べ切れたら賞金5000円。

★★





フェイ
「いや!無理だろ!!よく考えろよ?3キロもあるカレーなんて食べられるはずがないって。」






「いやー、そんな謙遜しないで良いってば。別に食べきらなくても、挑戦するだけでお題クリアーなるんだから。それに、ここに来るまでにお前の大食らいを一番近くで見てきた俺が言うんだから食べれるって」



あまり、乗り気でないフェイフォンをどうにか説得して、なんとかジャンボカレーに挑戦することに。








フェイ
「でかっ!…いただきます。」



「熱っ!」



「ふーふー」

もぐもぐ


「熱い、熱い…」

もぐもぐ


「きついぜ、これ」

もぐもぐ


「はぁ、辛い。。もうやめていい?」




『アホか!まだ5分しか経ってないから!!』



フェイ
「いや、でもよ…、食いきれる自信がない。」



『前もそう言って、わんこそば100杯越えしただろ。フェイフォンならいける!ファイト!』


フェイ
「はぁ、多すぎる…」


もぐもぐ










もぐもぐ






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もぐもぐ




フェイ
「ゆう…」




『なに?』


フェイ
「もうお腹いっぱい」



『ウソつけ!いける、いける!』


フェイ
「もうリタイヤしていい?」



「だめ!」






ひたすらに弱気のフェイフォン。


もう、カレーより水を飲んでる時間の方が多い


さすがに3キロは無理なのか…


このペースじゃ30分で食べきるなんて間に合わない。


彼にわんこそばの頃の輝かしい姿を見ることはできないのか…



もう、誰もが諦めかけていた。



だが、待て



みんな、彼のすごさを舐めてはいないだろうか?





そう。
このとき、僕すら忘れていたんだ…フェイフォンのあの底力を!









フェイ
「あ、もう水がない。店員さんすみませーん!」



店員
「はーい!なんですかー」



























フェイ
「あのー、ギブアップで!!」





















店員
「え?」















フェイ
「ギブアップで!!!」






















うそぉーーーーーー!!!!!!












待って!待って!待って!

あれ??フェイフォンの底力は?

まだ10分しか経ってないよ!?

せめて、タイムリミットまでは頑張ろうよ



フェイ
「お前もこのカレーを食えばわかる」


『いやいや、別にそれほど辛いわけでもないカレーなんて、いくらでも食えるだろう』





ぱくっ




モグモグ





モグモグ














ごちそうさま…。














もう、食べれません。
なんだか、とっても重いです。




結局、僕もフェイフォンの食べ残しすら食べきることができなかった。

確かにこれは、時間制限なしの二人がかりであっても食べきるのは無茶な気がする。



まぁ、でもとりあえず『早食いにチャレンジ』のお題はとりあえずクリアーか




その後、店を後にし、帰りはバスを使う。


北海道上陸は「船」
今日、ここまで来るときは「電車」
帰りは「バス」


よっしゃ、これでもうひとつのお題もクリアーだ





▼▼▼▼▼▼▼

【北海道お題】
(早食いにチャレンジ)クリアー
(電車とバスと船に乗る)クリアー

▲▲▲▲▲▲▲






そして、翌朝。


まだ、本州でお金があるときに、北海道到着時間を計算して、あらかじめ買っておいた空港のチケットを握りしめ、僕等は札幌空港から飛び立った。

スシをご馳走になったり、母の手料理を頂いたりと、大変お世話になったサヨ姉さん、そしてテルとサクラに僕等はまたの再開を約束して…






飛行機に揺られること1時間半




僕等は遂に戻ってきた。
























大都会『東京シティ』。


















つづく

(家に帰ってユウがくつろげるのは、まだまだ先のお話)
posted by ■■■you?■■■ at 09:56| Comment(0) | 北海道編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

いざ、北の地へ。

函館港


遂に僕等は北の大地へ足を踏み入れた。




昨日、車に乗せてくれたおっちゃんが小樽まで乗せていってくれると言っていたのだが、どうもはぐれてしまったため、僕等はここからヒッチハイクを始める。



以前から、札幌に住む21歳二児のママさん、サヨ姉さんから連絡があり、
「北海道にきたら、うちに泊まっていいよ」

とのことで、僕等は札幌を目指していた。


なかなか車がつかまらず、ひたすら歩いていたのだけど、「札幌まで260キロ」なんていう看板をみてしまったら、余裕で沖縄縦断できる距離に、夜までには着くだろうかといういささかの不安を昼間から感じつつあるわけなのだけども、なんとか運良く一人のおじさんに乗せてもらい、まぁ、それでも進むのは隣町まで。


さて、いつ頃札幌には着くことができるだろうかと今度停まってくれたくれた人はなんと今から札幌へ帰るところという。

ラッキーすぎる展開に僕等はそれはそれは感謝し、5時間近くひたすら車に揺られていたのも苦にはならなかった。



それにしても、この人札幌から函館まで呑みに行っていたというけど、往復10時間もかかって行くなんて、どれだけスケールのデカい呑み会なんだろうと、北海道の広さに驚くばかりであった。










そして、夕刻。


僕等は札幌に到着。


サヨ姉さんに迎えられた。
家に着くと、サヨ姉さんの子どものテルとサクラと一緒に、なんとフェイフォンはおままごとに参加したのだ!




070422_1649~0001.jpg




今までのマイナスイメージをここぞとばかりに挽回しようと企てたフェイフォンの見事な策略である。


その出来事は"北陸 汚名返上の計"と語られ、
まさに和製"諸葛孔明"の誕生の瞬間であった。


天才軍師誕生と、そして47都道府県制覇を目の前にした人々は歓喜し、その日の晩、仙台で出会った調理師"道 迷々"(仮名)から贈られながらも、遂にこの日まで持ち歩いていた酒の封を開け、皆で盃を交わすのであった。

後に"全県攻略目前 越乃寒梅の儀"と呼ばれ、歴史的な出来事として後世に語られることになる。

しかし、そんな浮かれ気分も束の間。
天才軍師にも敵わぬ強敵が現れることを、このときの当人は予想だにできなかった。






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『次回、諸葛フェイフォン「"逆"兵糧攻め」で絶体絶命!』

つづく
posted by ■■■you?■■■ at 15:23| Comment(0) | 北海道編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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